体内環境の整備 – 急性痘瘡状苔癬状粃糠疹

ここまで症状の経緯から外用薬代わりに何を行っているかまでを書いてきました。

 

これを書いている2/4現在では、本当に僅かな違いかもしれませんが、お尻に3か所あった一番酷い大きなクレーター状の傷のうち、2か所が少しずつ収束してきています。

 

とはいえ、また引っ掻いてしまうかもわかりませんので要注意ですね。

 

さて、今回は外用薬として使っているワセリン、リコニンに続いては内服薬(代わり?)について。

 

毒物を排除するための解毒という治療法

今回、娘の傷を治すために行っていることを一言で言うなら『解毒』。

 

お菓子や炭酸飲料などで体に入り込んだ毒物を排出して、体内からキレイにすることで傷を治癒に導くという方法です。デトックスと言えばわかりやすいでしょう。

 

まずは当然のように刺激の強いチョコレートを始めとしたお菓子類を断ちました。

 

もちろん砂糖、人工甘味料をたっぷり含んだ色つきジュースや炭酸飲料もナシです。それに乳製品も。今まで散々飲ませといて、いきなり断つというのは4歳児にはかなり厳しい方法です。

 

本当は飲みたいところを我慢しているのだろうけど、本人も傷の深刻さを少し理解しているのか、今のところ文句は一切言わずによく頑張ってくれている方だと思います。

 

今は大丈夫でも、飲み続けてきたものをいきなり無くすと、しばらくしたら禁断症状のような感じになるそうです。

 

それが出てくると言われたのが摂取しなくなってから1ヶ月前後。その辺りがまた試練の時かもしれません。

 

本当は米や小麦などの糖質が多いものも断った方が良いのですが、さすがにそこまでさせるのは無理な話なので、なるべく糖質を控えめに、という感じで普通に食事はしています。

優良な整腸剤として選択したのが「ミヤリサン」

有害物質の摂取を断って、内服薬的なものは何か使っているのかと言うと、ミヤリサンです。

 

「5歳未満・・・服用しないでください。」とあるので、本来ならば使用すべきものではないのかもしれませんが、整腸剤として優れているので使用した方が良いと勧められて服用させていますが、今のところ特に副作用などの問題は起きていません。

 

 

 

次にビタミンCをなるべく多めに摂取させること。

 

ビタミンCには解毒作用があります。最近ではガンの治療にも効果を発揮することがわかってきています。

 

こちらのコラムも参考にすると良いでしょう。

 

ビタミンCの解毒作用については自分も現役時代には毎日10~20錠ほど飲んでいて、その効果は実感済です。便の回数は増えますが、快調そのものでした。

 

娘にはビタミンCを多く含んだ果物を主として、粉末のビタミンCを果汁100%のジュースに混ぜて飲むなどしています。

 

整腸剤のミヤリサンとビタミンC。

 

娘に対して行っている内服は以上の2点です。

 

この急性痘瘡状苔癬状粃糠疹という病名を保育園の先生方に伝えると、園長先生を始めとした各先生方も色々と調べては何かと教えてくれ、娘の同級生のパパママ達も同じく心配して、朝夕の送り迎えの際やFacebookの投稿などでも情報があると教えてくれたりと、非常に感謝しています。

 

上記、内服治療を開始してから2週間ほどですが、副作用は起きていません。

 

また前回記事とかぶりますが、なかなか乾くことが無かった患部にかさぶた状の傷が増えてきました。少しずつ前進しているように感じます。

 

何が引き金となっているかは明確じゃありませんが、体を浄化させようとしているのが少しずつ表に出てきているのかと感じています。

 

それでも、まだまだ一進一退のような状況なので油断せずに経過を見守っていきたいと思います。

 

※こちらに書いてある内容はあくまで我が家のとった方法であり、現時点(2016年2月4日)でも治療中のことであり、同じことを行ったからと言って必ずしも快方に向かうとは限りません。

まずは医師の診断を受けた上で、適切な処置を行ってください。またこちらの記事に書いたことを参考にされる場合はご自身で責任を持ってご対応ください。

 

娘の皮膚の経過がこちらで取り上げられました

4歳女児とある症例で経過と写真が掲載されています。

 

同じ症状で悩むお子さんがいらっしゃる方はご覧いただければと思います。

 

https://koui.org/wp-content/themes/koui/research/pdf/22-conv-S.Katoh_.pdf