知るだけで一層興味も沸いてくる日本酒の種類

長者盛

今まで酒の席ではビールがほとんど。
その他はサワー系や、あまり好きじゃないけど飲めなくはない焼酎ぐらい。

ところが今年になってようやく日本酒が飲めるようになってきまして、早速あれこれ飲んで、ああでもないこうでもないと色々ほざいてます(笑)

飲んでて気になるのが、ラベルに記載されている純米大吟醸とか純米吟醸とかのよくわからないカテゴリー分け。

とりあえず純米大吟醸をありがたがる人が多いけど、実際のところ分け方がよくわからないので調べてみた。

特定名称6つに分けられる日本酒の種類

色々と調べていると大吟醸などの種類分けは「特定名称」という分類ということがわかり、これが6種類、8種類、9種類など、いくつか見解が分かれるところがあるが、法律上では表示の基準が6種類となっているので、こちらでもそれに倣って6種類を基準にしてます。

特定名称 精米歩合 麹歩合 アルコール添加
本醸造酒 70%以下 15%以上
吟醸酒 60%以下 15%以上
大吟醸酒 50%以下 15%以上
純米酒 規定なし 15%以上
純米吟醸酒 60%以下 15%以上
純米大吟醸酒 50%以下 15%以上

精米歩合というのは、製造に使われた米がどれだけ削られたかの割合を表すもので、お米の周りを削ることで、より中心部に近い部分だけを使って雑味のない日本酒が造られるということ。
この割合によって価格が香りが大分違ってくるようで、確かに今まで飲んだものを思い返しても納得できるような気がする。

麹歩合は仕込みに使用する白米の総重量に対する麹米の重量の割合を%で表したもの。

アルコール添加について、醸造アルコールが添加されていない水と米だけで造られているものが純米酒になる。

上記の表には入らないが、8種類、9種類に分けられるときには普通酒、特別本醸造酒、特別純米酒が入っていることが多かった。

ひとまず今回は種類についてここまで。

火入れとか袋しぼりとか製造方法などの種類も豊富でそれを調べるだけでも面白くなってくるので、それはまた別の機会に。

日本酒だと思いっきり糖質なので、糖質制限推進派の考えとは相反するものになってしまうけど(笑)、あくまで嗜好品として楽しむ分には良いと思っている。

飲めることで視野も広がって、行けるお店や、違った誘いも増えたり、世界が広がるので飲めて損はないでしょう。

ほどほどにしときますが…