どうも、ホワイトです。
平和な金曜日の夜、一日の用事を済ませてこれから食事だというときに一本の電話。
Facebookメッセンジャーからの着信で、だいぶ連絡を取っていなかった後輩である。
久々だったもんだから何の疑いもなく電話に出ると
後輩「森山さん、今何やってんすか!?長南さんが来いって言ってますよ!」
自分「そんなわけないでしょ、あの人は今練馬の方にいるんだから、こっち来ないでしょ!?」
後輩「来ないとか無理なんで来てください、電話かわります!」
長南「おう、ご無沙汰!今どこ済んでんだ?じゃあ来れるな、今五鉄にいるから」
20代のときは当たり前だった呼び出しが40になって、まさかこのタイミングであるとは!
五鉄というのは当時の練習仲間でよく行っていたジムの近くの居酒屋である。
ここは何を食べても本当に旨い!
名物はこちらのマヨネーズまみれの唐揚げ。
先に食事の写真を出してしまったが、店に着くと当時を思い出す面々が勢ぞろい。
まだジムが一つしかなく、アマチュアからプロになる道が出来始めた頃に一緒に練習していたメンバー。
あの頃って自分で言うのもおこがましいが、質も量も豊富にそこそこ真面目に練習やっていた方だったと思う。ジム内だけじゃ飽き足らず出稽古に行き始めたのも、ここにいる人たちだったと思う。
自分を呼び出した長南さんはDEEP、PRIDE、UFCと活躍し、現在は指導者として活躍されている。
20歳で格闘技を始めた自分はこの人の存在が無ければ試合できるレベルにまで来ることはなかったし、本当にかなりお世話になった。
急遽チャンスが回ってきたDEEPフューチャーキングトーナメントもキックパンツと入場のTシャツは借りたし、DEEPで総合格闘技の最後の試合のときも試合後に花束をもらったのは長南さんからだった。
こうして飲むのも10年ぶり以上だと思う。
プロレスに行ってから、長南さんに会うたびに言われてたことが
「お前があのまま一緒に練習してたら、もっと上行けたのに」
今回も早速そのことを言われてしまったが、格闘技、プロレスと経験して、長南さんの言うように自分にはプロレスよりも格闘技が向いていたなと強く思っているので、そこは間違いではなかったんだなと。
好き嫌い、向き不向きを人生で一番身を以て味わったことが、このことである。
肝心の飲み会の方は話題が尽きず、参加者もどんどんと増えだし盛り上がる。
急遽だったので近くに住んでいるメンバー中心に集められたが(すげえ遠くもいたけどw)、ここにいて然るべきメンバーもまだまだいるので、また機会を見て後輩たちが集めてくれることでしょう。
こんなに楽しい夜は久しぶりだった。