紙の本を読む、私がKindleを止めた理由

読書

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どうも、ホワイトです。

 

昨年からですが、Kindleで本を読むことを止めました。

 

Kindleについては3年前にこんなこと書いてましたね。

 

 

Kindle Paperwhite、今となっては全く使ってません(笑)

 

 

間違って欲しくないのは、これらのサービスが嫌になったわけでもなく、今でも便利であることは変わりなく、いつでもまた使いたくなったら使えばいいやと思っているだけです。

 

Kindle Unlimitedのサービスなんか使えば結構お得ですしね。

 

なのでKindleを100%止めた!もう使わない!というわけじゃないですが、何でそんなことを思ったかということをつらつらと書いていきたいと思います。

 

紙の本を手に取ることの大事さ

個人的に一番に思ったのは、やはり実際に紙の本を手に取って読むことの大事さですかね。

 

1台の端末で色々な本が読めて凄く便利で、どこか出かけるときもいちいち本を持ち出さなくても1台で済むということでKindle端末には凄いメリットがあると思います。

 

けれども、いつからか実物が無いということが何とも寂しいと思えるようになってきたのです。

 

内容も大事ですが、表紙から帯から色々な面で楽しめるのも実物なんだなと改めて思いました。

 

去年、後輩が出したこちらの本なんかも装丁にこだわったというだけあって、こういった本は特に実物を手に取ってみる楽しさというものが膨らむわけです。

 

そんな感じで中身だけでなく、色々なことを加味して本を楽しむようになると、独立して2年ぐらい経ちますが、Kindle端末やスマートフォンでKindleを使用することはゼロに近いようになってきました。

 

通勤時間がなくなった、電車を使わなくなった

会社員だとなかなか難しいですが、会社員を辞めて独立したことで通勤時間がなくなりました。

 

自宅で作業するか、すぐ近くのオフィスで作業するかがほとんどなので、通勤時間が徒歩ならかかっても10分弱。自転車なら5分ほど。

 

毎日のように通勤する中で、その都度違う本を持ち運ぶのが面倒だと思っていた会社員時代はKindleで良かったのかもしれませんが、独立して通勤電車に揺られることもなくなった今となっては、読書するのであればちゃんとスペースを取って集中して読むことができるし、電車に乗るにしてもたまにしか無い事なので、わざわざ一つの端末にまとめて読む必要も無くなったという環境の変化が大きな要因かなと思っています。

 

そもそも自分は静かな場所で集中しての読書じゃないと、あまり中身が入ってこないので、通勤時に読書するってのは向いてないのかもしれないですけどね(笑)

 

子どもと一緒に書店に行くことが増えた

二つ目の理由としては、子どもたちが何か本を欲しがるときに実際に少し中身を見て判断してから購入することが多く、通販では中を見ずに買うことが難しいので書店に行く機会も増えました。

 

と同時に子ども達と書店へ行くと、自分もついつい興味がある本を手に取り購入する機会も増えてきましたね。

 

特に子どもは実物があった方がイメージしやすいし、スマートフォンや端末で読めてもあまり面白くないでしょう。

 

自分の周りだけかもしれませんが、近いところで子どもにKindleで本を読ませている親を見たことがないですね。

 

読書のペースが掴めない

ホントに個人的なことばかりだと思うのですが、実物がないとどこまで読んであとどれぐらい残っているのか、今日はどこまで読もうかなどのペースが掴みづらいです。

 

どこまで読んだかなどの場所は数字上でわかっても、直感的に見てわからないとダメなんですよね。

 

なので、毎日少しずつ読み進めるようなことができず、時間ができたときに一気に読み終えるような感じじゃないと読みづらくて。

 

あとは読み進めていって、前に戻って何かを確認したいときに戻りづらいんですよね。紙でパラパラって戻るのとボタンで戻るのとだと確実に後者が不便ですよね。

 

現時点ではこのまま紙の本として読み続けることが多いでしょうね。

 

何かKindleのような電子書籍をディスるような感じになってきちゃったな…

そこは本意じゃないんだけど、仕方ない。

 

利便性だけを追い求めるのも大事ですが、もっともっと実物を手に取って本の色々な楽しみ方を見つけるのも面白いと思いますよ。