どうも、ホワイトです。
先日、知人の息子さん(A君とします)がスポーツで足を骨折してギプスをすることになり、治療法について相談されました。
早期回復を願う知人に対して自分の経験談からの治療法を伝える中で整形外科って一体何のために存在するのか?ということを考えさせられたわけです。
自身の体験談とケガに対する見解
A君のケガというのが踝の骨折。
自分も2009年1月の真霜拳號戦で垂直落下式ブレーンバスターを切り返して着地した時に踵を骨折したことがあります。
試合翌日に整形外科で検査した結果、当然のようにギプスを薦められましたが、当然のように自分は断りました。
翌々月に試合があるからギプスなんかしてたら動けない、練習できないってことと、治療するなら先輩の整骨院で診てもらってるからそっちでやりますって言って強引に断った。
連日に亘る治療の結果、3週間で治癒。
ケガをしたのが1月25日、次の試合の3月1日までには何とか間に合わせることができた。
これはギプスを付けていたら間に合わなかったでしょう。
さて、A君に話を戻します。
彼は現在小学4年生。
30そこそこで骨折した自分よりも回復力は抜群に高いはず。
ヒビが入った程度の骨折なら1ヶ月あれば余裕で治癒できることだろう。
知人は骨折→ギプスというのは当然かと思っていたようなので、医師の指示に従ってA君にギプスを装着させてしまった。
ところが同じスポーツチームの保護者に話したところ、ギプスは良くないなどという話を聞き、不安になったところで自分に相談してきたらしい。
そこでの自分の答えも前述の保護者同様、ギプスは間違い。
まずは患部の炎症を取り、適切な処置ができる治療院または整骨院で治療すること。
そう伝えた。
すぐにチームメイトの保護者から紹介してもらった治療院に駆け込んだようだが、ここでも同様の答えが返ってきたため、翌日には整形外科でギプスを外してもらうようお願いしたのだが。。。
整形外科はマニュアルどおりの治療しかしない、それは治癒するものではない
知人であるA君のお母さんは整形外科でギプスを外すようお願いしたが、診療方針に従わないことでプライドが許さなかったんでしょう、院長にブチ切れられギプス4週間、その後のリハビリ4週間とキツく言われたそうだ。
そんな化石みたいなマニュアルでケガを治す時代なんて、とっくに終わってることをこの先生はもっと知らなくてはいけない。
A君はスポーツをやっている。
ギプスでずっと固定していたとしよう。
まずは外したとき日常生活。
足をずっと固定して動かなくしていては、そもそも正しく歩行するところから始めなくてはいけない。
それが終わってからスポーツするために動き始めるのだから、実際に練習したり試合できたりするのは、またずっと先の話だ。
踝のヒビ程度、しっかりとしたテーピング処置を施せばギプスなんか使わなくても固定できないことはない。
完全に動けなく固めるよりも、いつでも自由が利くようにしておいて、患部への適切な治療が最優先だ。
骨折すればギプス、首をケガすれば牽引、腰を痛めれば温熱療法。
とどめに痛み止め薬とシップ。
その他に整形外科がやってくれることってあるの?
いつまで整形外科はこんなことを続けるの?
思い返してみれば、これまでケガの多かった自分の人生の中で整形外科の治療でケガが治ったことなんて一つもないなw
整形外科は治療するところではなく検査をするだけのところ
いつしか自分の中ではこう考えるようになった。
“整形外科はケガした箇所を治療するところではなく、別の治療院にケガの詳細を見せるために検査をするだけのところ”
詳しい検査だけは整骨院や整体院などの治療院ではできない。
治療をしてもらいたいと思っても治療院の先生に口頭で伝えただけで詳細まで把握するのは難しい。
であれば整形外科で検査だけしてもらって、その結果を治療院に持って行って治療すればいいんじゃない?
そう思うようになってからは検査結果以外で整形外科で治療することは一切なくなった。
痛み止めでロキソニンやらボルタレン出そうとしても、痛み止めが効かない体質というのもあるが、金の無駄なので要りませんと断る。
牽引しようとしても、余計に体悪くなるから別のところで治療してもらいます、と言っちゃいますねw
だってホントのことだから仕方ない。
アゴを骨折したり、鼻を骨折したり、蜂窩織炎で腕を切開したり、外科手術もして助けてもらっているので医療を全否定しているわけじゃない。
まぁこれは整形じゃなくて形成の方だったりするわけだがw
鍼治療や整体という単語を口にするだけで嫌な顔するような、無能な整形外科は無くなって欲しいと思っているだけ。
最近では整体治療や鍼灸治療を併設している整形外科も見かけるので、全てを一括りにしてしまうのは間違いだろうとは思っているが、久しぶりに無能な医者の姿を見てしまったので、思ったことを綴ってみた。
ただ、まだまだこういう整形外科が全国に多いのも事実だろう。
情報が溢れている時代なので一人の医師の診断だけを真面目に受けるのではなく、自分なりに考えて色々な選択肢の中から取るべき手段を選んで欲しいと思う。